大会概要About
スローガン:
人とつながるソーシャルスキル―SSTで温かい社会を創ろう!日 程:
2024年11月23日(土)12:00~19:30・11月24日(日)9:30~16:35会 場:
帝京平成大学 池袋キャンパス(東京都豊島区東池袋2-51-4)
https://www.thu.ac.jp/access/access_ike実行委員長:
丹羽 真一(福島県立医科大学 会津医療センター 精神医学講座)副実行委員長:
安西 信雄(帝京平成大学大学院)
清水 有香(ソーシャルワーク事務所 Unelma)
千葉 裕明(三木メンタルクリニック)
吉田 周平(島根あさひ社会復帰促進センター/SSJ株式会社)
品田 卓磨(開志学園高等学校)
西條 可奈(合同会社レジリエ)総務委員長:
天笠 崇大会プログラム(予定)
【1日目 11月23日(土)】
開会式(12:00~12:30)大会場
基調報告(12:30~13:00)大会場
演者:丹羽 真一(福島県立医科大学 会津医療センター 精神医学講座)
日本ではこの30年の間に、世界と同じ歩みとともに日本独自のSSTが発展を遂げてきました。その発展は生きづらさや日常生活の困りごとをSSTで主体的・能動的に解決しようとする当事者をサポートする取り組みの中での発展という点で共通しています。これからも当事者主体のco-SST (co-productive and decision sharing SST)に取り組むことがSST発展につながります。30周年記念事業をともに進めるなかで、これからのSSTが進む方向性を、このプレ大会の中で、確認し合えることを期待しています。超領域的企画(13:15~14:45)大会場
座長:瀧本 優子(梅花女子大学)
渉里 さやか(吉祥寺病院)
演者:安西 信雄(医療領域、帝京平成大学大学院)
清水 有香(福祉領域、ソーシャルワーク事務所 Unelma)
吉田 周平(司法領域、島根あさひ社会復帰促進センター/SSJ株式会社)
品田 卓磨(教育領域、開志学園高等学校)
指定討論:池淵 恵美(神経科土田病院、ひだクリニックお台場)
村松 秀樹(当事者、SST普及協会南関東支部会員)
―各領域での共同創造型SST(co-SST)の取り組みと活用可能性―
SST普及協会は、新型コロナにより一層深刻化した社会の分断化・孤立化の流れを変えるため、「人とつながるソーシャルスキル」向上の支援を通じた「温かい社会づくり」を目標に掲げている。そのため、対人スキルの向上とともに、当事者の希望と主体的選択を尊重し社会認知の向上を支援する共同創造型SST(Co-SST)の開発発展と、幅広い領域で対象者のニーズに対応させたSSTの一層の普及を目指している。そこで医療、福祉、司法、教育のそれぞれの領域で起きている変化と課題を取り上げ、それらに対応するCo-SSTの取り組みの現状と展望を検討する。福祉領域企画(15:00~17:00)中会場1
座長:池淵 恵美(神経科土田病院・ひだクリニックお台場)
安西 信雄(帝京平成大学大学院)
演者:山田 智子(一般社団法人SSTAR 代表)
自閉スペクトラム症を持つ人は、コミュニケーションや人間関係の壁にぶつかりやすく、特に思春期は、友達を作りそれを維持するという課題に直面し、いじめや引きこもりといった状況に陥ることもある。PEERS®はこうした子供達のためUCLAで開発されたプログラムで、認知行動療法と保護者のサポートを基本原理としグループで進めることが特徴である。思春期に限らず発達の特性を持つ人を支援する者が、PEERS®のプログラムを学び体験することで、日々の支援に活かせる視点や技術を獲得する機会として欲しい。就労領域企画(15:00~17:00)中会場2
座長:千葉 裕明(三木メンタルクリニック)
話題提供者:羽田 舞子(筑波大学附属病院デイケア)
野村 一馬(株式会社モスシャイン)
渡壁 典弘(都内成人発達障害者自助会)
就労支援は、就労(再就職)の準備期や休職中に提供されることが多く、採用後・復職後に支援機関からのサービスを利用する機会は限られている。そのため、就労準備期の支援では就労後の定着・継続を想定した支援が重要になる。そこで本企画では、時間軸に沿って、就労準備期/採用期/職場定着期それぞれのSST実践を共有し、就労継続を支える「転ばぬ先の」スキルを当事者と支援者が共に探るときの心構えを検討する。懇親会(17:30~19:30)食堂(3階)
※懇親会をお申込みの方は事前参加登録と合わせてお申込みください。
懇親会のみの参加や当日参加はございません。【2日目 11月24日(日)】
教育領域企画(9:30~11:30)中会場1
座長:品田 卓磨(開志学園高等学校)
演者:足立 一(学校法人高知学園 高知リハビリテーション専門職大学)
岩渕 早秋(NHK学園高等学校 総合教育相談センター)
高田 大志(医療法人薪水 浦河ひがし町診療所)
昨今、様々な分野でSSTの普及がされているが、本シンポジウムでは「教育分野で行われているSST」に焦点をあて、各登壇者がそれぞれの現場で行っている実践事例をご紹介いただきます。
各発表を踏まえて、質問フォームなどを活用し会場で意見交換・体験交流を行う時間を設けるなど、教育領域におけるSSTの普及と実践を促進するとともに参加される皆さんがSSTを気軽に感じ、日々の業務に取り入れることができるようなシンポジウムになることを期待しております。家族領域企画(9:30~11:30)中会場2
座長:西條 可奈(合同会社レジリエ)
金山 正恵(リンクスメンタルクリニック)
演者:浅見 隆康(メンタルプラス家族支援訪問クリニック)
須藤 友博(群馬県立精神医療センター)
蜂須賀 益徳(NPO法人 家族SST横浜交流会)
池山 豊子(名古屋市精神障害者家族連合会)
家族へのSSTは、ソーシャルスキルや問題解決スキルの獲得、家族間の交流により、家族内での関係性の向上や家族自身の人生をより豊かに過ごすための重要な支援であると考えられる。しかしながら、そのような支援を求めている家族が身近にSSTを受けられる状況には至っていない。
そこで、家族がより身近にSSTを受けられるためにどのような発展や展開が求められるのかについて、全国で家族SSTを実施している実践者からの報告をもとに検討を進める。医療領域企画(12:40~14:40)大会場
座長:安西 信雄(帝京平成大学大学院)
天笠 崇(静岡社会健康医学大学院大学)
演者:前田 ケイ(ソーシャルワーカー、SST普及協会顧問)
浅見 隆康(医師、メンタルプラス・クリニック)
河岸 光子(看護師、吉祥寺病院(非常勤))
久保田 真作(心理師、メンタルホスピタル鹿児島)
片柳 光昭(精神保健福祉士、みやぎ心のケアセンター)
大川 浩子(作業療法士、北海道文教大学)
指定討論:前田 ケイ(SST普及協会顧問)
―前田ケイ先生の経験をうかがい医療領域各職種の実践を考える―
「入院医療中心から地域生活支援中心」への軸の転換に向けて、地域生活支援者の人材育成が課題となっているが、支援技術の普及や支援者養成は進んでいない。新型コロナのため若手への支援スキルの伝承が難しくなっているという声も聞かれる。そこで全国でSSTを普及し、支援者養成においても大きな成果をあげて来られた前田ケイ先生をお招きして、SST普及と支援者養成で心がけて来られたことをうかがう。さらに、医療領域の各職種から報告を受けて、それぞれの職種ごとの状況と実施している工夫を共有し、前田先生とともに語ることを通して、今後の展望を明らかにしたい。矯正教育・更生保護領域企画(12:40~14:40)中会場1
座長:本間 真(針生ヶ丘病院)
吉田 みゆき(同朋大学)
演者:柿崎 真澄(山形刑務所)
品田 秀樹(新潟県長岡地区保護司会)
福塚 進(社会福祉法人 南高愛隣会 雲仙・虹)
吉田 周平(島根あさひ社会復帰促進センター/SSJ株式会社)
「罪を犯した人」というラベリングなどにより、仮退院、仮出所する方々には有形無形の困難が存在します。特に発達障がいや知的障害をもつ方々の社会復帰には大きな困難がともない、適切な支援が必要となります。この企画では、シンポジストにそれぞれの現場で行っているSSTの紹介等を行っていただき、その後、フロアの皆様と意見交換を行いながら、矯正教育(少年院、刑務所)、更生保護施設、保護司面接をつなぐSST(リカバリー支援の連携)を考えます。シンポジウム(14:50~16:20)大会場
座長:丹羽 真一(福島県立医科大学 会津医療センター 精神医学講座)
演者:戸ヶ崎 泰子(宮崎大学大学院教育学研究科 【日本認知・行動療法学会】)
耕野 敏樹(岡山大学学術研究院社会文化科学学域 文学部【日本認知療法・認知行動療法学会】)
山田 智子(一般社団法人SSTAR)
白石 弘巳(埼玉県済生会なでしこメンタルクリニック【一般社団法人ジャパンファミリーワークプロジェクト[メリデン版訪問家族支援]】)
指定討論:蜂須賀 益徳(NPO法人 家族SST横浜交流会)
小林 麻衣子(NPO法人 クッキングハウス)
日本ではSST普及協会が設立されてからのこの30年の間に、世界と同じ歩みとともに日本独自のSSTが発展を遂げてきました。その発展は生きづらさや日常生活の困りごとをSSTで主体的・能動的に解決しようとする当事者をサポートする取り組みの中での発展という点で共通しています。これからも当事者主体のco-SST (co-productive and decision sharing SST)に取り組むことがSST発展につながります。30周年記念事業をともに進めるなかで、これからのSSTが進む方向性について、協会の外の人達が何を期待し、どんな注文をつけたいと考えておられるのかについてのご意見を忌憚なくお出しいただき、協会発展の力として受け止めたいと考えます。これが本シンポジウムの目的です。閉会式(16:20~16:35)大会場
日本精神神経学会 精神科専門医単位について
本大会は、日本精神神経学会 精神科専門医更新単位の対象学会となっております。(専門医更新取得単位B群3単位)大会終了後に、運営事務局より参加者のお名前を(社)日本精神神経学会に提出いたしします。受付は4階中央スペースにて行います。受付には会員証が必要となります。必ず、会員証をご提示下さい。日本作業療法士会 生涯教育基礎ポイントについて
生涯教育基礎ポイント希望者は、参加証明書類(領収書や名札等)を用い、WEB自己申請をしてください。参加登録:事前登録期間
2024年9月17日(火)12:00~2024年11月8日(金)23:59まで大会参加費
会員 非会員 当事者 家族・学生 事前登録参加 8,000円 10,000円 2,000円 2,000円 当日参加 10,000円 12,000円 懇親会 5,000円 ※オンデマンド配信について
(いずれも詳しくは参加登録画面をご確認ください)
参加費をお支払いいただいている方には、プログラムの一部になりますが、配信を予定しています。後日詳細は参加者にお知らせします。連絡先
創立30周年記念事業プレ大会 運営事務局
〒104-0045 東京都中央区築地2-3-4-9F
杜陵印刷株式会社 内
Tel:03-3547-9664 Fax:03-3547-9684
E-mail:30th-pre@jasst.net後援団体一覧
(後日アップします)協賛団体一覧
(後日アップします)